電子機械科

　　工作機械とは、一般に生産に関わる分野で使用される機械の

　　総称です。

　　この工作機械を使って加工することを、機械加工といいます。

　　工作機械を扱い、金属材料の余分な箇所を削り取って、必要

　　な形に加工する実習を行います。

マシニングセンタ（ＭＣ）

　　マシニングセンタ（ＭＣ）は、穴あけ・中ぐり・フライス削りなど

　　数種類の加工を自動的に実施するＮＣ工作機械です。

　　そのため、工具を自動的に交換する 『 自動工具交換装置 』

　　（ＡＴＣ：Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｔｏｏｌ Ｃｈａｎｇｅｒ）を備えています。

材料試験・手仕上げ

　　材料試験実習では、鉄鋼材料の引張り試験により、金属の

　　性質について学んでいます。

　　手仕上げ実習では、真鍮（しんちゅう）をやすりで加工し、文鎮

　　（ぶんちん）を製作しています。

 シーケンス制御

　　シーケンス制御とは、あらかじめ決められた順序どおりに命令

　　を処理して行う制御のことです。

　　シーケンサを使って入力（スイッチ・センサー）と出力（直流モー

　　タ、発光ダイオード等）を制御します。

　　工場でよく使われており、身近なものでは信号機 ・ エレベータ ・

　　自動販売機 ・ 全自動洗濯機などに使われています。

 電子工作

　　電子工作実習では、パソコンマイコンを使って、ＬＥＤ（発光

　　ダイオード）を点滅させたり、ブザー音を出したりする基板や、

　　黒いラインに沿って走る『ライントレーサー』を製作しています。

 パソコン実習

　　Ｃ言語プログラム（パソコンで仕事を処理させるため、その

　　手順を表したもの）や３Ｄ－ＣＡＤ、ワープロや表計算など、

　　パソコンを利用した様々な実習を行います。

 計測実習

　　オートコリメータを使った定盤の真直度（真直ぐ具合）の測定や、

　　歯車試験機での歯車の歯溝誤差（歯と歯の間の大きさの差）

　　測定を行います。

 課題研究

　　工業に関する課題を設定し、その課題を解決するための研究

　　学習を通して、専門的な知識と技術を深めます。

 技能検定　機械保全３級

 危険物取扱者　乙種第４類

 計算技術検定

 情報技術検定

 基礎製図検定

 機械製図検定