平成30年度第2学年修学旅行について
福岡県立八女工業高等学校長
晩秋の候、保護者の皆様におかれましてはますますご清栄のことと存じます。
また、日頃より本校の教育活動に対しご理解とご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
さて、第2学年の修学旅行につきましては、1年次より生徒・保護者への調査を実施の上、「北海道」への「スキー研修」とし、担当旅行業者を「西鉄旅行株式会社」に決めて準備を進めているところです。
本年9月6日に最大震度7の「北海道胆振東部地震」が発生し、本校としましても生徒の安全・安心を最大限に優先し、西鉄旅行との連絡を密にし、スキー場や宿泊先のホテルの被害状況や札幌市内の状況等、逐一報告を受けているところであります。
気象庁発表の地震活動状況では9月には277回あった余震も10月は35回、11月は13回と徐々に少なくなってきており、震度・余震間隔ともに収束に向かっている状況です。(気象庁は11月末までで北海道における地震観測の終了をしています。)
ホテルやスキー場は震災後、復興・復旧に素早く対応し、10月5日には全面復旧がなされており、過去、地震によるゲレンデ内での雪崩が起きていないこと、北海道交通局からは公共交通機関や空港路線に関してもほぼ全ての路線や区間で通常通りの運行がなされていること等の確認がなされています。
また、北海道知事から道外へ出されたメッセージでは「震源地から離れた本道の大部分の地域では、交通や宿泊など観光客の受入には全く支障がない状況となっており、私たち道民も地震発生前と同様の日常生活を送っています。」とライフラインの安全宣言がありました。
12月6日の説明にもありましたように西鉄旅行では、万が一地震が起こったとしても、地震に対応できる保険に加入しており、地震が起こった場合は、すべて保険で賄えると、万全の態勢で準備していることを確約しています。
これらの状況から「生徒の安全・安心」が確保されていると判断し、北海道への修学旅行を進めています。ご理解いただきますようよろしくお願いします。
(以下、気象庁ホームページより)
「平成30年北海道胆振東部地震」の最大震度別地震回数表 (PDF:179.1キロバイト)
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