第20回 全国産業教育フェア鹿児島大会 さんフェア鹿児島2011
第19回 全国高等学校ロボット競技大会
《鹿児島から世界へ、宇宙へ、未来へ》
◇課題◇
「鹿児島県の豊かな地形や自然の象徴である島々を巡りながら、特産物の収穫を繰り返し、
先端科学技術の象徴であるロケットに未来への希望を乗せて宇宙へ打ち上げる。」
□競技内容□
リモコンロボットが鹿児島県の最南端の与論島でサトウキビに見立てた塩ビパイプを収穫し、
船に見立てた台車に乗り奄美大島へ向かう。
奄美大島上陸後、サトウキビを収納し、カライモ(サツマイモ)に見立てたペットボトル(850ml)を
収穫して船に乗り桜島へ向かう。
桜島上陸後、桜島小ミカンに見立てたテニスボールを収穫して船に乗り種子島に向かう。
種子島上陸後、ロケットに見立てたペットボトル(500ml)を発射して宇宙ステーションに見立てた
網にロケットをドッキングさせる。
競技時間3分間で、獲得した得点の高いチームが勝利となる。
全国大会には、地方大会を勝ち抜いた強豪ロボットが138台集結しました。
予選を通過できるのは36台のみです。
16日の公式練習では、本校のリモコン形ロボットは両チームともまずまずの調子でしたが、
競技コートの製作誤差のため自立形ロボットの動作が不安定で、製作を担当した生徒は
微妙な調整を行うことになりました。公式練習は各チームとも1回のみと決められており、
自立形ロボットは調整後の動作確認ができません。生徒達は、自分たちの経験と勘を信じ、
一発勝負で公式予選を戦うことになりました。
結果はShift-3チームが12位で準決勝戦進出、絆チームが38位で惜しくも敗退しました。
午後からは準決勝戦が行われ、Shift-3チームは最初順調に得点を重ねていったものの
最後にロケットの取り込みに失敗し点数が伸びず、結果16位で大会を終了しました。
今年のロボットにはそういった生徒達の斬新なアイデア(?)がいっぱい詰まった、デリケートで
手がかかるけども、とても温かいロボットであったよう思います。今年の成果を後輩たちに
受け継ぎ、来年も再び全国の頂点をめざして頑張っていきたいと思います。 |