○目的○
すぐれた芸術を鑑賞することを通して、豊かな感性を養い、文化に対する関心と
理解を深めることを目的とし、芸術教室を開催いたしました。
平成23年度 芸術教室でお呼びしたのは、 ”劇団 わらび座” です。
演目は、『走れメロス』
・・・パフォーマンスと和洋楽器で魅せる響が太宰治の名作を表現されていました。
『走れメロス』は、牧人メロスが暴虐の王との約束の下、自分の身代わりとなった親友
の命を救うため三日目の日没を目指して走り抜く物語です。
『響』はボーカル1名(演技)+演奏者4名の構成で、メロスと王の衝撃的な出会い、身代
わりを決断するセリヌンティウス、妹の婚礼、そして一心不乱な「走り」を、オリジナルの
和楽器 組曲として演奏され、次第に盛り上がる「走り」の音楽は、まるで「ボレロ」のよう!!
また、走り続けながら、葛藤と挫折、復活を繰り返し、自信と深く向き合っていく、メロスの
内面世界を描き、考え抜き、落ち込み抜き、葛藤し抜く人間の姿を表現されていました。
謝辞・そして花束贈呈の後、オリジナル曲が披露され、幕は下りていきました。
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